
『英語のリーディングの勉強のために英字新聞を読んでみたい』
『いきなり有料の英字新聞を購読するのは心配だからまずは無料の英字新聞から始めたい』
『どんな種類があるかも分からないし、おすすめの英字新聞は何だろう?』
そんな疑問に答えます。
TOEICやビジネス英語を勉強するためには英語を読む力は必須だとわかっているものの、普段の生活で英語を読む機会は少ないですよね。また英字新聞と聞くと難易度が高そうに聞こえるし、意識高い系の人しか読んでなさそう・・・。
私も今ではロンドンに駐在し毎日英語を使う仕事をしていますが、社会人になってから8年位は仕事で英語を使う機会がなく、いざ転職しようと決意した際に何から始めればいいか分からないものでした。
そこでこの記事では初心者でも今日から始めることができる、比較的難易度の低いサイトも含めて紹介します。慣れてきた方向けに難易度が高めのサイトも追加で紹介します。
無料で読めるサイトで、スマホを活用して電車の中などスキマ時間でも読めることができます。そして英字新聞を継続的に読めばリーディング力だけでなく、専門用語も同時につけることができるようになるでしょう。
おすすめはJapan Timesなどの日系のサイトです。使われる単語や表現もわかりやすく、記事の内容も日本のニュース中心なので背景知識がある分、読みやすいです。
無料のおすすめ英字新聞9選(アプリも紹介)
日系サイト5選
日本のニュースに関する記事が中心で背景知識があるため、理解しやすく、また文章もわかりやすく書かれているので、初心者でも読みやすい内容となっています。
まずは以下の日系サイト5選から読み始めることをおすすめします。
- Japan Times
- NHK WORLD-JAPAN
- The Mainichi
- The Asahi Shimbun
- Nikkei Asian Review
それぞれ順番に解説します。
Japan Times

1897年に創業した、日本で最も歴史のある英字新聞サイトです。日本に駐在している外国人ビジネスマンも購読していると言われています。
日本の新聞社のため、記事の内容は日本のニュース(政治・経済)に関することが多くなっています。文章や単語がわかりやすく、初心者でもわかりやすいのでおすすめです。
NHK WORLD-JAPAN

NHKが運営しているサイトです。英語の記事だけでなく、その記事について英語で動画も投稿されているので、リーディング力だけでなくリスニング力も同時に鍛えることができるのでおすすめです。
公式サイトはこちらから移動できます。
The Mainichi

毎日新聞が運営しているサイトです。日本の全国紙だけあって扱う内容も政治・経済からスポーツまで幅広く扱っています。まずは自身が興味がある分野から読んでみると良いでしょう。
公式サイトはこちらから移動できます。
The Asahi Shimbun

朝日新聞が運営しているサイトです。毎日新聞と同様、日本の全国紙だけあって扱う内容も政治・経済からスポーツまで幅広く扱っています。まずは自身が興味がある分野から読んでみると良いでしょう。
公式サイトはこちらから移動できます。
Nikkei Asian Review

日本経済新聞社が運営するサイトです。日経新聞だけあって、ビジネスに関する記事が豊富です。日頃から日経新聞を購読している方は背景知識があるため読みやすくてビジネス英語に関する良い勉強になるでしょう。
海外サイト4選
アメリカやイギリスで大手のメディア・新聞社です。日系と比較して読者の背景知識が少ないので読む難易度が上がりますが、世界情勢などに関する記事であれば、比較的読見やすいでしょう。
日系サイトで慣れてきたら、次の海外サイト4選に手を出してもいいでしょう。
- BBC News
- CNN
- The Guardian
- Independent
BBC News

イギリスの大手メディアBBCが運営するサイトです。イギリス国内のニュースだけでなく、アメリカやその他世界情勢についての記事が掲載されています。
ネイティブが普段から読んでいるレベルの内容なので、日系のニュースが理解できるレベルになってから挑戦してみるといいでしょう。
内容はイギリスやアメリカの他、世界のニュースも取り扱っているので、ビジネスの実践で使える単語や表現を学ぶことができます。

公式サイトはこちらから移動できます。
CNN

アメリカの大手メディアCNNが運営するサイトです。アメリカ国内のニュースだけでなく、世界情勢についての記事が掲載されています。
動画でのニュース配信もしているので、リスニング力の向上にも役に立ちます。
内容はアメリカ国内のニュースや世界のニュースも取り扱っているので、ビジネスの実践で使える単語や表現を学ぶことができます。
The Guardian

イギリスの大手一般誌です。イギリス国内のニュース中心であるものの、世界のニュースも取り扱っています。
ネイティブが普段から読んでいるレベルの内容なので、日系のニュースが理解できるレベルになってから挑戦してみるといいでしょう。
内容はイギリス国内のニュースや世界のニュースも取り扱っているので、ビジネスの実践で使える単語や表現を学ぶことができます。

公式サイトはこちらから移動できます。
Independent

こちらもイギリスの大手一般誌です。イギリス国内のニュース中心であるものの、世界のニュースも取り扱っています。記事について動画も取り扱っているので記事と同じ内容を理解できます。
ネイティブが普段から読んでいるレベルの内容なので、日系のニュースが理解できるレベルになってから挑戦してみるといいでしょう。
内容はイギリス国内のニュースや世界のニュースも取り扱っているので、ビジネスの実践で使える単語や表現を学ぶことができます。

公式サイトはこちらから移動できます。
有料の英語学習誌・学習機能付きアプリ
英語学習誌
無料で読める英字新聞を紹介しましたが、読んでみて内容が難しいようであれば有料になりますが学習誌を読んでみることをおすすめします。
内容は時事記事に関するものなので無料の英字新聞と同じで、初心者向けにわかりやすい単語や文章で構成されています。
また、以下で紹介するものはどれも日本語の注釈などがありますので、いちいち辞書で調べながら読む必要がなく、効率よく学習することができます。
The Japan Times Alpha(ジャパンタイムズアルファ)

Japan Times(ジャパンタイムズ)が発行する週刊の学習誌です。
全身は1951年に創刊された「Student Times」で歴史ある英語学習誌。一番のおすすめです。
和訳や解説もついているので、辞書を引きながら読む手間が省け効率よく学習できます。
1カ月あたり1,000円強ですが、最新号の試し読みもできるので、どういう感じか確認するとよいです。
また、デジタル版も選択できるので、電車の中などスキマ時間に雑誌を持ち歩くことなく読むことができます。
プラン | 料金 |
---|---|
月額払い | 毎号価格10%OFF |
3カ月 | 3,750円 |
6カ月 | 7,500円 |
1年 | 15,000円 |
デジタル版月額払い | 毎号価格10%OFF |
デジタル版3カ月 | 3,330円 |
デジタル版6カ月 | 6,600円 |
デジタル版1年 | 13,320円 |
本誌は雑誌のオンライン書店であるFujisan.co.jpで購読可能です。
The Japan Times Alphaの詳細ページはこちらから移動できます。
週刊英和新聞Asahi Weekly(朝日ウィークリー)

朝日新聞が発行する週刊の学習誌です。
和訳や解説もついているので、辞書を引きながら読む手間が省け効率よく学習できます。
1カ月あたり1,000円程度ですが、最新号の試し読みもできるので、どういう感じか確認するとよいです。
また、デジタル版も選択できるので、電車の中などスキマ時間に雑誌を持ち歩くことなく読むことができます。
プラン | 料金 |
---|---|
3カ月 | 3,720円 |
6カ月 | 7,950円 |
1年 | 15,500円 |
デジタル版3カ月 | 3,049円 |
デジタル版6カ月 | 6,099円 |
デジタル版1年 | 12,198円 |
本誌は雑誌のオンライン書店であるFujisan.co.jpで購読可能です。
Asahi Weeklyの詳細ページはこちらから移動できます。
Mainichi Weekly(毎日ウィークリー)

毎日新聞が発行する週刊の学習誌です。
和訳や解説もついているので、辞書を引きながら読む手間が省け効率よく学習できます。
1カ月あたり1,000円程度ですが、最新号の試し読みもできるので、どういう感じか確認するとよいです。
プラン | 料金 |
---|---|
3カ月 | 3,051円 |
6カ月 | 6,102円 |
1年 | 12,204円 |
本誌は雑誌のオンライン書店であるFujisan.co.jpで購読可能です。
Mainichi Weeklyの詳細ページはこちらから移動できます。
英語学習機能付きアプリ
英語の記事を読むだけでなく、記事内の単語をタップすれば意味が表示されたり、日本語訳がついていたりと、各種学習機能がついている英語の総合学習アプリです。
ただ、アプリ内で課金があり、無料版でできることが限られるので、無料版で試してみて良さそうだと思えば課金して使ってみましょう。
POLYGLOTS

リーディングだけでなく、リスニングやスピーキング、TOEIC対策、オンラインレッスンなど英語を総合的に学習できるアプリです。
英語の記事に関しては、日本語訳のある記事やリスニングができる記事など、カテゴリーに分かれています。1タップで単語の意味が下に表示されるので便利です。
プレミアムプランは複数あり、月480円からの課金で利用できます。

ざっくり英語ニュース!StudyNow

POLYGLOTSと同様、英語を総合的に学習できるアプリです。
記事についてネイティブがナレーションしているので、リスニング力も同時に鍛えることができます。また、単語・熟語や記事内の重要ポイントの解説もされているので、効率よく学習できます。
無料版だと音声機能などの制限があるので、月360円のプレミアムプランをおすすめします。

英字新聞以外のおすすめ英語学習方法
英字新聞以外の役立つ英語学習サイト・アプリも紹介します。
Youtubeの英語学習チャンネル(英語全般)
中には有料級のチャンネルも存在し、難易度も初心者向けから上級者まで色々そろっています。
日本語・英語バイリンガルが日本語で開設しているチャンネルもあるので、初心者の方はまずはそういったチャンネルで勉強することをおすすめします。
この記事では次の通りYoutubeのおすすめチャンネルを11選紹介しています。
日本語・英語バイリンガルのチャンネル7選
- Hapa英会話
- IU-Connect英会話
- サマー先生と英会話 ! 【プライムイングリッシュ】
- ニック式英会話
- Rupa seisei
- AK in カナダ|AK-English
- Paolo fromTOKYO
日本語なしのチャンネル4選
- Learn English with EnglishClass101.com
- Rachel’s English
- English Like A Native
- English with Lucy
リスニングアプリ
この記事では英語学習向けのPodcastや英語総合学習アプリ、ニュースサイト系のアプリを紹介しています。
総合英語学習アプリ
- スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)
- POLYGLOTS
- ざっくり英語ニュース!StudyNow
- LissN
ポッドキャストアプリ
- VOA Learning English
- Hapa英会話
- All Ears English
- Business English Pod
- バイリンガルニュース
- Learn English Podcasts
- Luke’s ENGLISH Podcast
英字新聞系アプリ7選
- NHK WORLD-JAPAN
- CNN
- CNBC
- FOX NEWS
- BBC
- ITV News
- Channel 4
オンライン英会話(リスニング・スピーキング対策)
自身が正しく発音できない音は聞いても理解できないと言われています。リスニングする量を増やすだけでなく、話すことも非常に大切です。
月4,000円程度で始めることができるオンライン英会話もありますので、積極的に挑戦してみましょう。
まとめ:まずは日系の英字新聞から始めてみよう
英字新聞と聞くと難易度が高そうに聞こえますが、まずは日系の英字新聞から試してみましょう。慣れてきたらアメリカやイギリスの主要サイトにも挑戦してみることをおすすめします。
どれも無料で読めるサイトなので、電車の中などスキマ時間を利用できるものです。
もし無料版が難しいようであれば、学習誌から初めてみるといいでしょう。日本語で注釈等もあるので効率よく学習できます。
他にも英語を学習できるサイトやアプリがあるので、関連記事を参照してください。